我が家は二世帯住宅の2階で生活をしているので階段を頻繁に使用します。
もうすぐ3歳になる息子は以前から階段を上ることは出来ていたんですが、下りるのは最近やっと出来るようになったんです。
上るときは感じなかったのですが、下りるときは何ともおぼつかない感じで「おっこちゃうんじゃないか」とヒヤッとしたことがありました。
そこで、今回は自宅で起こり得る事故についてまとめてみようと思います。
住宅に潜む危険とは?
家族が集まる憩いの空間でもある自宅にも重大な事故に繋がる危険が潜んでいます。
普段、何気なく行っている事や使っているものが家族の命を脅かすかも知れません。
子供に起こる恐れがある事故
転落
電気以外にも 「ベランダ」や 「階段」からの転落にも注意が必要です。
特に二世帯住宅の場合、子世帯は2階で生活をするパターンが多い為、危険対策を施すことが重要だと思います。
ベランダに置いてあるエアコンの室外機に登りそのまま転落してしまうという事故が多発しています。
特に転落事故が多いのが階段です。上り下りが出来るようになると目を離した隙に一人で階段へ行ってしまいます。
特に二世帯住宅の2階で生活をしていると常に上階に居るので階段からの転落の可能性が高まります。
![[Tags] Screenshot_2017-05-14-16-12-2001-e1494749841113 安心出来るはずの自宅で起きる事故](https://pinkdoragon.com/wp-content/uploads/2017/05/Screenshot_2017-05-14-16-12-2001-e1494749841113.png)
出典:東京消防庁ウェブサイト
感電
小さなお子さんがいる場合、特に気を付けたほうが良いのが「コンセント」ですね。
基本的にコンセントは部屋や廊下の下の方に設置されているので子供の手が届きます。
コンセントに差し込んである状態のプラグを口に入れてしまったり、コンセントに何か小さなものを差し込んでしまったりする可能性があります。
実際、ヘアピンを差し込んで感電してしまったという事例もあります。
その他、家庭用電化製品の漏電による感電も気を付けたほうが良いです。製品ごとに漏電対策はされていますが、実際に感電した事故もあります。
家庭に供給されている電力は下手をすれば死に至る可能性があるほどの力があります。
参照関東電気保安協会[漏電について] https://www.kdh.or.jp/safe/document/basic/short.html
高齢者に起こる恐れのある事故
溺れ
高齢者の方が入浴中に溺れてしまう事故がたくさん起きています。
特に冬場の入浴中の事故が多く、重篤~死亡に至るといった、危険性が極めて高い結果が出ています。
普段、元気な方でも温度の急激な変化によって発生してしまうヒートショック現象により心停止してしまう可能性があり、二世帯住宅など家族がたくさんいても回避できない場合があります。
参照東京消防庁
[STOP!高齢者の入浴中の「おぼれ」]
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/topics/stop/stop-old01.html
転倒・転落
その他にも転倒や転落事故が多く、事故を起こした方の多くは「活動性が高い」という特徴があります。
ちょっとした段差でつまずいて転倒してしまったり電気コードに足を引っ掛け転倒する、夜中にベッドからの転落や階段からの転落などが非常に多くなっています。
高齢者になると骨の構造が弱くなり骨折しやすくなっているため、ちょっとした転倒でも重大事故に繋がる可能性が高いと言えます。
まとめ
子供と高齢者共に自宅での事故が非常に多い事がわかります。
自宅の中で重大事故や死亡事故が起こるとは、なかなか考えないと思います。
しかし、実際に起きているのが現状です。その中でも子供の死に至る事故はとても多いものとなっています。
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出典:消費者庁ウェブサイト
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出典:消費者庁ウェブサイト
二世帯住宅の場合、小さなお子さんと高齢者の親御さんが一緒に生活をしている事が多いです。
その為、こういった「不慮の事故」によって重大事故や死亡事故が起きてしまう可能性が高くなります。
自宅で家族が一緒に居ても目を離したちょっとの間に事故は起きてしまうのです。
家族が安心して生活する為にはどういった対策が必要なんでしょうか?
家族一人一人が意識していれば回避出来るのでしょうか?
家族が集まる憩いの空間でもある自宅では安全に安心して暮らせるようにしたいものです。