二世帯住宅は我が家にとって理想的
二世帯住宅は
“親は将来的には子供に面倒を見てもらいたい”
“子供は親が心配だから出来るだけ近くで生活したい”
この2つの気持ちをもった親子世帯が二世帯住宅に住まうものだと思います。
どちらか一方がその気持ちを持っていないのなら二世帯住宅はやめたほうがいいと僕は思います。
二世帯住宅の在るべき姿
二世帯住宅には同居型や分離型があり、それぞれにその家庭ごとに細かく違ったスタイルが存在します。
どんなスタイルにせよ、その家族のそれぞれ世帯が求める形であることが大切であり、お互いが求めている気持ちを理解しあうことによって成り立つものだと僕は思います。
けして、「こうだから良い」「こうだと悪い」という決まりは無く、「その家族が選択した住まいかた」が最良な形なのでしょう。
この、「二世帯住宅の在るべき姿」を根底に置き、家族それぞれが納得のいく形でのプランニングによって二世帯住宅での同居を考え、計画し実行に移す事が重要ではないかと思います。
二世帯住宅を選んだ理由
我が家は僕の両親との同居になりますが、親子それぞれがその気持ちを持っていたし、僕の妻もその気持ちに賛同してくれたから二世帯住宅での同居に踏み切ったわけです。
その他にも経済的な面や子育てに対する精神的な面での協力性にメリットを感じたからです。
とは言えこの先、ずっと何事もなく終始うまく行くとは限らないですけどね。
ただ、我が家の二世帯住宅での同居はスタートして良かったと思っています。
僕が二世帯住宅を選んだ理由としては、親をないがしろにしたくない気持ちはあれど、完全同居はしたくなかったんです、妻的にも完全同居はしたくないと思いますし。
それと親的にも、いずれは一緒に住んで欲しいっていう願いがあったみたいなので
それならば、今のうちに二世帯住宅にしておけば理想的なんじゃないかなと思ったわけです。
完全分離型ならそれぞれのライフスタイルを崩さず、必要以上の干渉を避けることが出来るので家族のストレスも最小限で生活出来ると思い二世帯住宅を選びました。
世帯ごとのメリットを活かす
僕ら世帯からしたら子供(孫)の面倒を見てもらえるのが一番のメリットになります。
僕ら夫婦は共働きなので、帰宅後の家事の間見てもらったり、時間が間に合わないときは保育園のお迎えをお願いしたりと協力してもらっています。
ただ、両親もそれぞれが働いているので都合が合うときだけになりますがとても助かっています。
うちの両親は免許を持ってないので、大きなものや重いものを買うときは大変なので僕ら夫婦のどちらかが車で一緒に行きますし、買い物にいったついでに頼まれることもあります。
出来るだけこちらから用事などを聞いて手助けをするようにしてます。
小さいかもしれませんがそういった面で親世帯のメリットの部分になるのではないかと思っています。
僕ら世帯だけでなく、親世帯のメリットも出来る限りこちらから引き出して活用させるようにして、お互いがメリットを活かせるように日々、生活をしてます。
二世帯住宅の根底にあるもの
二世帯住宅を選ぶ理由は様々だと思います。
我が家は将来を見据えた気持ちが一致して二世帯住宅での同居をスタートさせました。
もちろん二世帯住宅ならではのメリットも理由の1つになります。お互いにメリットがあるからこそ選ぶ価値があるわけです。
一般から見て我が家が理想の二世帯住宅だとは限りませんが、僕ら家族にとっては二世帯住宅の理想の形になったと思っています。
二世帯住宅の数だけ理想の形は存在するはずです。それぞれの家族に見合った理想の形が。
そして、その中で家族が支え合い、いつでも近くに家族が居て繋がっているという安心感が二世帯住宅の本質ではないかと僕は思います。